故橋本巖雄さんへ叙位伝達 長女貴子さん、遺影携え

故橋本巖雄さんへ叙位伝達 長女貴子さん、遺影携え
橋本さんの遺影と位記を手にする井上貴子さん(中央)

 元苫小牧市消防司令で、2月に93歳で亡くなった橋本巖雄さんが叙位「正七位」を受章し、24日に苫小牧市役所で伝達式が行われた。橋本さんの長女で同市桜坂町の井上貴子さん(66)が来庁し、岩倉博文市長から位記が手渡された。

 橋本さんは樺太出身で兄を頼って苫小牧に移り住み、21歳で市消防本部に入庁。長年救急隊員として働き、消防署副署長などを歴任後、58歳で退職した。貴子さんは「仕事に一生懸命で家にいないことが多かったが、家族のけがや病気の時には対応が迅速でとても心強かった」と振り返った。

 退職後、恵庭市の専門学校で救急救命士の養成に携わる一方、書道や詩吟など趣味も多彩で、7段の剣道は近所の小学校でも教えていた。今年に入って体調を崩し、入院後の2月10日に心不全で亡くなった。

 叙位の知らせに「名誉なことなので、父も喜んでいると思う」と貴子さん。橋本さんの遺影を携え、緊張した面持ちで位記を受け取った。

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