コープさっぽろ(札幌市)は29日、グループの物流業・北海道ロジサービス(江別市)が苫小牧市の2社を含む道内の物流4社と青果卸売業1社を同日付で買収したと発表した。運転手の高齢化や時間外労働に上限規制を適用する「2024年問題」に対応し、物流センターと店舗を結ぶ基幹物流を強化する狙い。コープさっぽろは「組合員へのサービス維持や道内の課題解決の一助となるべくチャレンジしたい」としている。
買収したのは、物流が苫小牧市の運送業ウィルキャリー(永福町)とデリバリー(新開町)、石狩市の同2社の計4社と、札幌市の青果卸売業1社。日本産業推進機構グループから全株式を取得。買収額は非公表。
コープさっぽろは現在、道内全体で協力会社も含めて車両約2450台を運用し、このうち基幹物流は主に協力会社が約750台を運行している。買収した5社の車両約270台、従業員約650人は主に基幹物流を担当する。
5社の従業員の雇用は維持し、既存取引先との関係も継続が基本路線。同社の米内徹・常務理事管理本部長は「(5社の)各取引先などとの共同配送など、物流の効率化も考えていきたい」と期待している。
















