高校総体全道大会、各地で 苫小牧では相撲競技開催

高校総体全道大会、各地で
苫小牧では相撲競技開催
個人戦無差別級で準優勝した北海道栄の大場(左)

 全国高校総合体育大会に向けた全道大会が全道各地で始まった。苫小牧市では1日、汐見町のかもめ公園で第78会全道高校相撲選手権大会兼第102回全国高校相撲選手権大会北海道予選会が開かれ、北海道栄の大場琉矢(2年)が個人戦無差別級で準優勝を果たし、全国大会への切符を手にした。

 昨年まで団体戦3連覇中だった北海道栄だが、今年の部員は大場1人。春季大会で他校の選手に惨敗するも、高山和典監督と二人三脚で相撲を基本から見直してきた。「基本と人間力をしっかり育ててから技術を伝える。発展途上で課題は多いが、よく頑張った」とたたえた。

 大場は優勝を逃し、悔しさをにじませながらも「春から組む練習をしてきた。その成果は出せたと思う」と試合を振り返る。相手と組んでから、どう攻めるか―という判断を反省点に挙げ「全国大会に向けて修正したい。まずは予選を突破し、ベスト16を目指す」と力を込めた。

 大会には4校、15人が出場し、団体戦と個人80キロ級でリーグ戦を展開。個人無差別級はトーナメント戦で頂点を競った。順位は次の通り。

 ▽団体戦 (1)大野農業(2)小樽水産(3)函館水産

 ▽個人戦無差別級 (1)平川楓希(大野農業)(2)大場琉(3)鈴木(大野農業)

 ▽同80キロ級 (1)佐々木英寿(小樽水産)(2)和田(同)(3)田邊(函館水産)

 ▽同100キロ級 (1)鈴木一二三(大野農業)

    ◇     ◇

 このほかの2024年度全国高校総体の北海道大会の日程は次の通り。

 ▽アーチェリー(5月29日~31日、帯広市)▽自転車競技(6月1日、函館市)▽ソフトテニス(6月4~7日、釧路市)▽ボクシング(6月4~7日、札幌市)▽レスリング(6月5~7日、札幌市)▽カヌー(6月6~7日、南富良野町)▽ソフトボール(6月8~10日、帯広市)▽フェンシング(6月8~9日、札幌市)▽陸上競技(6月11~14日、旭川市)▽バレーボール(6月11~14日、釧路市)▽卓球(6月11日~14日、函館市)▽バドミントン(6月11~14日、札幌市)▽サッカー(6月12~19日、稚内市)▽剣道(6月12~14日、名寄市)▽弓道(6月12~14日、帯広市)▽空手道(6月12~14日、旭川市)▽体操、新体操(6月14~16日、江別市)▽ウエートリフティング(6月14日、札幌市)▽ローイング(6月14~16日、石狩市)▽ヨット(6月14~16日、小樽市)▽少林寺拳法(6月15~16日、札幌市)▽ホッケー(6月16日、札幌市)▽なぎなた(6月16日、札幌市)▽テニス(6月17~20日、釧路市)▽ハンドボール(6月19~21日、函館市)▽柔道(6月19~21日、釧路市)▽バスケットボール(6月21~23日、小樽市)▽登山(6月25~28日、ニセコ町・羊蹄山・ニセコ連山)▽水泳(7月5~7日、函館市)▽ラグビー(9月20~28日、芦別市・札幌市)▽駅伝競走(10月20日、滝川市)▽スケート(11月下旬~12月下旬)、帯広市)▽スキー(12月下旬~翌1月中旬、名寄市・釧路市)

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