むかわ町穂別地区の特産品の一つ、カンロ(アジウリ)の初競りが6日、苫小牧市公設地方卸売市場の果実部競り場で行われた。4L~LMサイズの43箱(1箱8キロ)が初出荷され、卸売取引の最高値は「秀」の12玉で1万1000円。この日から市内のスーパーなどで販売が始まった。
とまこまい広域農業協同組合ほべつカンロ生産部会(小林朋導部会長)が生産。商品名「ともりん」で定着している。今年は農家14戸で約2・1ヘクタールを作付け。種の供給不足で農家数は4戸、作付面積は約0・7ヘクタールそれぞれ減。目標は出荷量が8000箱、売上高は2500万円に設定した。
今年は春先が好天に恵まれ、気温も高めで推移。初出荷も前年と比べて1週間早く、小林部会長(51)は「大きめに仕上がっている」と目を細める。糖度も14~15度とメロン並みの高さで、アジウリらしい爽やかな口当たりや香りが特徴だ。
初競りに先駆けて試食も行い、市場や農協、仲卸業者ら約20人は「すっきり甘い」「今年もおいしい」と笑顔。卸売価格の最高値は前年比9000円減だったが、その他の箱は1万~5500円と平年並みで取引され、小林部会長は「種不足で面積も減ったが、1玉でも多く出せるよう精進する」と意気込んだ。
10月まで出荷する予定。
















