知事会見 GX産業集積へ加速 金融特区を推進力に 全道に波及効果を

知事会見 GX産業集積へ加速 金融特区を推進力に 全道に波及効果を
特区指定の効果を「全道各地に波及させる」と述べた鈴木知事=7日午後、道庁

 鈴木直道知事は7日の定例記者会見で、政府が4日に「金融・資産運用特区」に北海道・札幌市が提案していた「GX(グリーントランスフォーメーション)金融・資産運用特区」を選び、道内全域を国家戦略特区に指定したことについて「北海道と札幌市の強みを生かしてGXと金融を掛け合わせた新しい地方創生の取り組みとして、高い期待感を示された」と強調。「GX産業の集積と金融機能の強化・集積に向けて、特区という新たな推進力を最大限生かしていく」との姿勢を示した。

 道としては引き続き、「チーム札幌・北海道」の構成機関など関係機関と連携しながら「わが国の再生可能エネルギーの供給基地となるとともに、世界中からGXに関する資産、人材、情報が集積をする『アジア、世界の金融センター』を実現する」と説明。さらに「特区指定の効果を全道各地に波及させ、わが国の経済安全保障にも貢献できるように全力で取り組んでいきたい」と述べた。

 道と札幌市では、(1)道内で国際競争力向上に資するGX事業の設備投資を行う法人への税制優遇(2)札幌市に初めて進出する金融系外国企業への税制優遇_などを検討している。知事は「具体的な税目内容などについては、各都市の先行事例も参考に、道議会や有識者の意見を伺い、検討を進めていきたい」と語った。

 また、知事は「GXのポテンシャル自体は全道にあり、札幌に集中しているのではない」と指摘。「世界中から資産運用会社等の金融機能を呼び込むことで、全道域でのGX産業の振興を図っていく」と強調。道内各地域でGX産業の立地を促進することにより「道内企業の事業が拡大、参入が促進される」とし、「そのことによって雇用の創出が図られ、地域が活性化していくことにつなげていく」と述べた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る