市内高校生グループ 第3の居場所づくり 安心して語り合える時間提供 初回は22日、市民活動センター

初回の活動への参加を呼び掛ける伊藤代表

 地域活動に関心を持つ苫小牧市在住の高校生らでつくるグループ「BABY MIND(ベビーマインド)」(伊藤紗矢香代表)は今月、市民が学校や職場、家庭以外で気軽に交流できる第3の居場所づくり事業に乗り出す。年齢や性別を超えて一個人として対等な関係を築き、安心して自分の思いを語り合える時間を提供したい考えだ。初回の活動を22日午後2時から市民活動センターで予定しており、参加者を募集している。

 同グループは苫小牧東高、苫小牧南高、苫小牧中央高、登別明日中等教育学校の生徒4人で5月に発足。開発途上国の生産者との公正な取引推進や、地域活性化に取り組む「フェアトレード学生団体@苫小牧」の活動を通じて知り合った仲間という。

 4人は地域活動の推進には人と人がつながる場が欠かせないと、市民交流の在り方に着目。すでに多様な交流の場が存在する一方、参加対象を高齢者、子育て中の母親、LGBTに代表される性的少数者、外国出身者などと分けたり、絞ったりするものが多く属性を超えて誰もが1人の人間として参加できる第3の居場所を―と今回のグループ立ち上げに至った。

 「居場所」の名称はグループ名と同じベビーマインド。市民活動センターを会場にボードゲームやレクリエーションなどを楽しみながら自由に語り合い、相互理解を深めてもらう。学業の合間を縫っての活動のため開催頻度は未定だが、市社会福祉協議会の協力で仲間を増やしながら長く継続していきたい考えだ。

 伊藤代表(17)は、参加対象を絞った交流会にも近しい立場同士で安心して話や仲間づくりができるといった利点があるとしながら「区別や分類が必要ない場面もある」と指摘。性の在り方を一例に挙げ、「SNS上にはメークや女装を楽しむ男性がたくさんいるけど、その人がトランスジェンダーなのか、好きになる相手は異性なのか同性なのかといったことは関係なく、応援する若者が多い」と説く。

 伊藤代表はSNS上のように年齢や所属、立場に関係なく互いの生き方、価値観を尊重し合い、共有できる地域交流の場が必要と強調。「誰かと交流したい、つながりたいと考えている人はぜひ、初回の集まりに参加してほしい」と呼び掛ける。

 参加無料だが、要予約。申し込みは専用フォームから

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