性別や人種、障害の有無などにかかわらず誰もが自分らしく活躍できる「インクルーシブ社会」について学ぶ講座が14日午後6時半から、苫小牧市福祉ふれあいセンターで開かれる。障害者差別解消法の改正で今年4月から、障害者への合理的配慮の提供が事業者に義務化された点に着目し、共生社会の在り方を考える。
同センター指定管理者のNPO法人ワーカーズコープが自主事業として主催。市内の一般社団法人STADT(シュタット)が協力する。
同法人理事で、障害者や高齢者介護の現場で長く働いてきた谷口慶太さんが中心となって企画。講座では、谷口さんが障害への理解や障害者の社会的な位置付けが、時代の流れの中でどのように変化してきたかを解説。苫小牧署生活安全課で少年犯罪などを担当する同署員が、罪を犯した人が抱える生きづらさや孤立感に焦点を当てて語る。
谷口さんはかつて市外の障害者施設に勤務し、激しい自傷行為や他者への攻撃をしてしまう強度行動障害の人に関わってきた。その経験から「障害者が感じる生きづらさは本人の問題ではなく、社会や環境が生み出しているのでは」と考え、インクルーシブ社会についての学びを深めた。インクルーシブ認定講師の資格も取得し、市内外で講演活動を行っている。
今回もその一環で、「インクルーシブ社会は障害者福祉に関わる人のみならず、すべての人の問題。多くの人と一緒に考える場にしたい」と話す。
参加は無料。申し込みは同センター 電話0144(82)8801。
















