子宮頸(けい)がん予防ワクチンの定期接種を逃した女性を対象にした特例措置「キャッチアップ接種」で、苫小牧市内の接種率は3月末現在、2・6%にとどまっていることが分かった。
14日の市議会定例会の一般質問で、大西厚子氏(公明)に答えた。
子宮頸がんなどを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染の予防ワクチン。国が2013年4月に定期接種化したが、全身の痛みなどの訴えが相次ぎ、接種の「積極的勧奨」を中止した。
しかし、22年4月から約8年ぶりに勧奨を再開。勧奨の差し控えで接種機会を逃した1997年4月2日~2005年4月1日生まれの女性を対象に22~24年度、全額公費負担で接種できるようにしている。
市内では開始から2年間の接種率が2・6%という現状に、野見山慎一健康こども部長は「後遺症のイメージと予防の必要性との間で葛藤している人が多いのでは」と推測する。
接種は計3回で約6カ月間かかる中、市はこれまでも一度も接種していない人や3回の接種を完了していない人に、はがきなどで通知してきた。
7月にも再度はがきで案内するほか、公式ラインやSNS、がん制圧を願うチャリティーイベント、リレー・フォー・ライフジャパンとまこまいなどを通じて周知に努める予定だ。
















