自民党道連(中村裕之会長)は16日、札幌市内で第87回定期大会を開き、2024年度の活動方針を決めた。次期衆院選、来年夏の参院選に向けて「常在戦場を改めて肝に銘じ、各組織、各世代の力を結集して、一丸となって信頼を取り戻し、勝てる体制を構築していく」ことを掲げた。
定期大会には代議員ら520人が出席。冒頭あいさつに立った中村会長は「まさかこれほど厳しい状況で定期大会を迎えるとは想像していなかった」と切り出し、自民党派閥の裏金問題に言及。「国政の場において政治資金の不記載の問題が発生し、政治の信頼を損ねていることは本当に申し訳ない。おわび申し上げる」と謝罪した。
さらに中村会長は「起きた事象に加え、その後の秘書のせいにする、亡くなった人のせいにする、誰も責任を取らない。そうした自民党の対応も皆さんに失望を与えていると私は感じている」と指摘。現在、参院で政治資金規正法改正の議論が大詰めを迎えているが「法律がどのように決まろうが、法律に違反することは絶対にしないんだという国会議員、道議会議員、地方議員の決意を持って、これから自民党の信頼を高めていかなければならない」と力を込めた。
党本部から渡海紀三朗政調会長も出席し、「今回の政治資金の問題で国民の皆さんの信頼を大きく失うという事態が発生した。改めて執行部の一員として心よりおわび申し上げる」と謝罪。政治改革の必要性を強調し、党が提出した政治資金規正法改正案の趣旨を説明。「われわれは国民政党。国民、大衆の声を代表する政党として、これからも有り続けていくためには、今回の政治資金規正法改正はああいう形が必要」と理解を求めた。さらに9月の党総裁選にも触れ「党員の皆さんに権利を行使していただきたい。党員投票の動向により、中央の議員の心理は大きく動く。地方票というのは非常に重いもの」と積極的な投票を呼び掛けた。
来賓として公明党道本部の稲津久代表、新党大地の鈴木宗男代表、鈴木直道知事、道経連の藤井裕会長も出席。それぞれ政治改革や党再生へエールを送った。
















