プロバスケットボールB1リーグ・レバンガ北海道のポイントガード(PG)島谷怜(23)が20日、苫小牧拓進小学校(毛利毅校長)を訪問した。チームの学校訪問プロジェクトの一環で、練習やミニゲームを通じて児童らと交流した。
島谷は小学校5年から卒業まで苫小牧緑小に通った。「最後のミニバスのプレーをした苫小牧には深い思い出がある」と語る。
この日は6年生116人とパスやシュートの練習をした後、ミニゲームを体験。島谷はパスを回そうとする児童からボールを奪うと、華麗なドリブルで一気にゴール下へ。児童の身長を超える跳躍力でダンクやレイアップを決め、大きな歓声を浴びた。
ミニバスをしている金城恵生さん(11)は「プロのドリブルやシュートを見られたのは貴重な体験だった。島谷選手みたいになれるように、練習を頑張りたい」と笑顔を見せた。
ゲーム後はボールを同校に寄贈。島谷は「子どもたちが楽しんでくれてよかった。緑小時代のコーチとも再会できて、いい刺激になった」と汗を拭った。

















