25日付で出光興産北海道製油所(苫小牧市真砂町)の所長に就任する原英之氏(54)が21日、着任あいさつで苫小牧民報社を訪れた。原氏は本道唯一の製油所トップへの就任に「いかに安全で安定的に操業するかが第一」と決意を述べた。
原氏は島根県出雲市出身。1994年、東北大学大学院修了、出光興産入り。製造技術部総括課長、合弁会社ニソン・リファイナリー・ペトロケミカルのベトナムニソン製油所技術部長などを歴任し、2022年から製造技術部次長。
原氏は道製油所勤務は初めて。苫小牧の印象について「出張などで訪れており、全く知らないわけではないが、住むとまた違うと思う。関わる人も幅広くなり楽しみ」と期待した。
道製油所では、国内最大規模のグリーン水素サプライチェーン(供給網)検討など、カーボンニュートラル(CN、温室効果ガスの排出ゼロ)実現の各事業が注目される中、「30年を目標にエネルギーと原料の転換を一歩一歩、具現化したい」と語った。
また、25日付で出光グループの東亜石油(神奈川県)取締役に異動する山岸孝司所長(61)も離任あいさつで訪れた。山岸氏は「北海道製油所には4回、通算で13年間勤め、住んだのも苫小牧が一番長く、思い出深い」と懐かしんだ。
21年6月から3年間所長を務め、「CNにも取り組んだが、着任した時はまったくゼロの状態だった」と振り返り、「苫小牧は(二酸化炭素を分離、回収、貯留する)CCSが行われていたこともあり、広げていくことができた」と周囲の協力や連携に感謝した。
















