内閣府が主唱する男女共同参画週間(23~29日)に合わせ、苫小牧市役所や市民活動センターでも啓発パネル展が行われている。性別にかかわらず、誰もが個性と能力を発揮できる社会の実現を目指した取り組み。市民活動センターではNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」にちなみ、国内初の女性弁護士や裁判所長を務めた三淵嘉子氏を紹介している。
市役所ロビーの展示は市協働・男女平等参画室が主催。世界経済フォーラムが発表した世界各国の男女平等度を示す「ジェンダーギャップ指数」を基に、日本では特に経済や政治分野で大きな格差があることを紹介。ジェンダーギャップや男女平等をテーマとした川柳公募展や写真コンテストの昨年度の入賞作品も展示している。28日まで。
市民活動センターでは、市男女平等参画推進センターが1階ロビーと4階エレベーターホールでパネル展を30日まで展開中。
「虎に翼」の主人公のモデルとなった三淵氏の生涯と合わせ、明治以降、国内の男女平等の歩みを追った手作りのパネルを展示。国立女性教育会館(埼玉県)の資料を活用し、日本国憲法の起草に携わった米国の故ベアテ・シロタ・ゴードンさんの生涯や、ベアテさんの長女が2019年に国内で行った講演内容なども紹介している。
また、「男性(女性)ならでは」「結婚しないの?」「母親が働いてる子って、やっぱりさびしそうだね」など九つの設問を設け、言われて「もやもや」した気持ちになった言葉にシールを貼ってもらうアンケートも実施。結果は同センターのSNSで公表する予定で、担当者は「身の回りの無意識の偏見に気付くきっかけになれば」と話す。



















