国内最大の国立公園誕生 35カ所目、面積24万5千ヘクタール 「日高山脈襟裳十勝」

国内最大の国立公園誕生 35カ所目、面積24万5千ヘクタール 「日高山脈襟裳十勝」
国内最大の国立公園誕生を祝い記念撮影する管内各町長、髙見日高振興局長(右)、草留大岳レンジャー(左)

 北海道の中央南部に位置する日高山脈一帯、アポイ岳、豊似湖、襟裳岬やその周辺海域などを含めた「日高山脈襟裳十勝国立公園」が25日、国内で35カ所目の国立公園として環境省が指定した。環境省・新ひだか自然保護官事務所がある静内本町5の町観光情報センター「ぽっぽ」前で、高見芳彦日高振興局長や管内6町長が出席して記念セレモニーが行われ、正式指定を喜び合った。

 国立公園指定の対象となる陸域の範囲は、従来の国定公園の2.37倍の24万5668ヘクタールで、日高、十勝両管内の13市町村にまたがる国内最大の国立公園となった。国立公園の指定は2017年の奄美群島国立公園(鹿児島県)に続き全国35カ所目、道内では1987年の釧路湿原以来7カ所目。

 日高山脈襟裳十勝国立公園の指定と公園計画の決定については、5月23日の中央環境審議会より「妥当」とする答申を受けていた。

 新たに指定された国立公園は、南北約140キロに及ぶ脊梁(せきりょう)山脈であり、氷河地形、高山植生とわが国最大の原生流域を擁する日高山脈から、すそ野の森林地域を通じて、切り立った海食崖や海成段丘が特徴的な海岸地域までつながるわが国最大の国立公園となる。

 日高山脈は内陸部から海まで延々と連なる雄大さと、その山脈が原生的な自然状態を保ったまま存在する、わが国を代表する傑出した自然の風景地として知られる。

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