苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)は25日、2、3年生を対象とした「スマートシティ・未来創造ワークショップ」を行った。学生らは市未来創造戦略室の田山地清美さんから、まちが抱える課題や市のスマートシティ構想について学び、あらゆる世代が住みやすいまちづくりに向けてアイデアを出し合った。
「AI・データサイエンス」の授業の一環で、初めて実施。授業で学んできたAI・データサイエンスの知識や技術を、まちをよりよくするためのアイデアに生かすのが目的で、2、3年の計約400人が授業に臨んだ。
高橋労太教授はスマートシティについて「テクノロジーやデータを活用し、より良いサービスや生活を提供すること」と解説。田山地さんは苫小牧市について、空港と港を有するダブルポートの強みがある一方、人口減少や高齢化、中心市街地の空洞化などの課題を抱えており、「手を打たなければ暗い未来が訪れるかもしれない」と指摘。JR苫小牧駅周辺をスマートシティのシンボルエリアに位置付け、多世代交流や文化交流の促進、移動の利便性向上などを計画していることを説明した。
学生たちは苫小牧駅周辺エリアの活性化や市民ホールの活用策などを考えた。「駅周辺に、勉強もできる大きなカフェをつくる」「学生に市民ホールを1日貸し出してみたら」「移動したいときにすぐ利用できる自動運転車両を各地に待機させては」―などのアイデアが出され、田山地さんは「参考になるアイデアばかり」と喜んだ。
授業は全2回を予定しており、次回はAIやデータサイエンス技術を生かし、これらのアイデアをさらに具体化させる。
















