堀井氏後任探し課題 自民道9区支部 公募での選考を視野に

堀井氏後任探し課題 自民道9区支部 公募での選考を視野に

 自民党の堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)が次期衆院選に出馬しない意向を決めたことで、地元の道9区(胆振、日高管内)支部は候補者の選定を急ぐ。現時点で「ポスト堀井」は見通せず、党の関係者は公募による選考を視野に入れる。29日に苫小牧市で開かれる支部定期総会で、方向性を決めたい考えだ。

 支部長は衆院選候補になることが慣例だが、現時点では堀井氏がそのまま支部長に就いている。堀井氏は25日に札幌市内で開いた記者会見で、後任について「道議の千葉(英也)幹事長、藤沢(澄雄)支部長代行に全権を委任し、党道9区に問題が生じない形でバトンを渡していきたい」と述べるにとどめた。

 衆議院議員の任期が残り1年4カ月と迫る中、支部は新たな候補を探して立て直しを図る構えだが、政治資金パーティーの裏金事件もあって逆風が吹き荒れているのが現状。党の関係者らは「(選定の)進め方を含めてこれから」と厳しい表情で明かす。

 堀井氏の会見に同席した藤沢道議は「(道9区から)議席をなくしてはいけないということは、みんなが思っている」と強調し、29日の定期大会に向けて「各支部に説明し、皆さんの意見を聞き、総意で選んでいきたい」と話している。

 道9区は、民主党(当時)の鳩山由紀夫元首相が引退した2012年、4人が立候補する中で堀井氏が初当選した。堀井氏は14年、17年の三つどもえ戦を制したが、21年は9区としては初の一騎打ちの構図となる中、立憲民主党の山岡達丸氏に敗れた。

 次期衆院選道9区には、立憲民主党現職の山岡氏、共産党新人の立野広志氏が出馬を予定している。

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