ドジャースの大谷が今季2度目の初回先頭打者本塁打を放った。先発右腕フレクセンから右翼へ。大谷が「外寄りの真ん中辺りにカーブが来た。(バットの)先っぽだったが、入ってくれたらいいなという感じで見ていた」と振り返った打球は、フェンスをぎりぎりで越えた。同点の四回には右前へ勝ち越し適時打。結局これが決勝点になり、4―3で勝った。「甘い球ではなかったが、いい結果に結び付いた。いい反応ができた」と満足そうだった。
レギュラーシーズン162試合のちょうど半分となる81試合を終了した。打率3割2分、24本塁打、60打点。ナ・リーグで打率と本塁打数は1位、打点は3位と、移籍1年目で申し分のないスタート。「球団やチームメートに慣れる必要があると思っていた。そういう意味では素晴らしい前半戦だった」と、すっかりチームに溶け込んだ様子だ。
9試合連続打点は球団タイ記録。2シーズンにまたがらない単一シーズンでは、殿堂入り捕手のロイ・キャンパネラが1955年にマークして以来だ。当時はニューヨークのブルックリンを本拠地としていた時代。58年のロサンゼルス移転後では初めてになる。球団史に名を残すべく、26日には新記録に挑む。
大谷、球宴 「もちろん出たい」 ナ・リーグ指名打者トップ
ドジャースの大谷が「もちろん出たい」と、オールスター戦への思いを語った。24日に発表されたファン投票の中間集計ではナ・リーグ指名打者のトップ。「ファン投票も特別だと思っている。そこで出るというのが、選手として一番うれしい」と口にした。2021年に出場した本塁打競争については「やりたい気持ちはどの選手にもあると思う。僕はリハビリをしているので、ドクターやトレーナー、チームの許可とか、そういう部分の兼ね合い次第だと思う」と話した。
大谷、先頭打者本塁打 2試合連続の25号
【シカゴ時事】米大リーグは26日、各地で行われ、ドジャースの大谷はホワイトソックス戦に1番指名打者(DH)で出場し、一回に25号ソロを右中間に放ち、2打数1安打1打点、2四球だった。初回先頭打者本塁打は2試合連続で今季3度目。球団新の10試合連続打点となった。チームは4―0で勝ち、4連勝。
パドレスの松井はナショナルズ戦の八回に2番手で登板し、1回を無安打無失点。チームは8―5で勝った。
カブスの鈴木はジャイアンツ戦に4番DHで出場。レッドソックスの吉田は6番DHでブルージェイズ戦に出たが、試合途中で悪天候のためサスペンデッドになった。

















