苫小牧市内の中小企業で働く人の福利厚生事業を展開する市勤労者共済センター(末広町)は5月の理事会で、福井洋幸氏を新理事長に選任し、新規会員獲得に力を入れることを確認した。福井理事長は「業界団体などを巡り、事業の良さをPRしたい」と意気込んでいる。
同センターは入会者の会費や各種事業への参加費、市の補助金で運営。結婚や出産などの祝い金や傷病見舞金、退職餞別(せんべつ)金などの給付事業をはじめ、対象施設の宿泊料や各種チケットの割引、健康診断助成、生活資金貸付制度などの事業を行っている。
1988年9月に設立した任意団体「市勤労共済会」が前身で、2012年に現在の一般財団法人となった。会員は09年度の582事業所、3703人をピークに減少傾向が続き、23年度末時点で455事業所、3621人と100事業所以上減った。
厳しい現状に対し、福井理事長は「入会するとその良さを実感してもらえる。従業員の離職対策に役立つ面もあると思う」と強調。近年の退会には廃業などのやむを得ない事情があり、「活動を知らない人もまだ多いと思うので、積極的にPRしたい」と力を込める。
入会条件は市内の事業所の従業員、パートや事業主であれば可能だが、事業所や親睦会単位での加入を求めている。入会金は1人200円、会費は1人月額600円。随時、入会を受け付けている。問い合わせは同センター 電話0144(35)2172。
理事長以外の役員では、副理事長に長谷川智、小林裕治の両氏、同センター事務局長を兼ねる常務理事に玉川豊一氏を選任した。
















