樽前山神社例大祭初日の14日、「宵みこし」が苫小牧市大町、錦町の市道一条1号道線(一条通り)で行われた。法被姿の男女が豪華な大みこしを担いで勇壮に練り歩き、夜の繁華街に元気な掛け声を響かせた。
担ぎ手は「苫小牧みこしを担ぐ会・和翔」と「苫小牧鳳凰睦(ほうおうむつみ)」のみこし団体を中心に東京、釧路などのみこし同好会からも駆け付け、総勢約270人に上った。
高丘の同神社で入魂の神事を行った後、大みこし2基が午後6時15分、大町の大町寿総合福祉会館前を出発。さまざまな色合いの法被に身を包んだ参加者は「ワッショイ」「ソイヤ」と声を張り上げ、みこしを揺らしながら一条通りを進んだ。
知り合いに誘われ、初めてみこしを担いだという沼ノ端中央の会社員鬼頭正英さん(49)は「1人じゃ絶対に担げないみこしをみんなで力を合わせ、担ぐ気持ち良さは格別」とはつらつとした表情を見せた。
沿道には見物人が集まり、スマートフォンのカメラをみこしに向けたり、「ワッショイ」「頑張れ」などと声援を送ったりしていた。
担ぎ手として参加する61歳の娘の応援に孫らと駆け付けた柳町の菅原スミ子さん(90)は「威勢の良い掛け声を上げて歩くみこしを見ていると、私も長生きしまた来年も見に来なきゃと思った」とほほ笑んだ。
みこしは、錦町のホテル「ドーミーイン苫小牧」付近で折り返し、1時間ほどで同会館に戻った。鳳凰睦の脇田忠会長(67)は「宵宮祭が日曜日で、大勢の担ぎ手が参加してくれた」と笑顔。例大祭最終日の16日夜も境内で大みこしを担ぐ予定で、「最後までしっかり盛り上げたい」と力を込めた。
















