苫小牧市シニアリーダー中級認定 東中3年の大桑さん

苫小牧市シニアリーダー中級認定 東中3年の大桑さん
認定証を手にする大桑さん(右)と一区町内会の吉田会長

 苫小牧東中学校3年生の大桑綾真さん(14)が、苫小牧市の「シニアリーダー中級」に認定された。市のリーダー養成事業に小5の時から積極的に参加し、9段階あるリーダーの上位2番目まで上り詰めた。市青少年課によると、記録が残る2007年以降では最高位という。

 「リーダー」の認定を受けるには市青少年課主催の課外活動に参加し、一定の単位を取得する必要がある。「子ども会交流会初級」から8単位取得するごとに同中級、同上級、ジュニア初級、同中級と昇格。64単位で到達するシニアリーダー中級は9段階中の上から2番目に当たる。

 23年度は姉妹都市盟約締結50周年の東京都八王子市を訪れる「こども研修」や自然体験活動「オータムキャンプ」、ボランティアスクール、未来創造こども会議などすべての事業に参加した大桑さん。特に、ゼロカーボンがテーマの「未来創造こども会議」では、グループ学習に熱心に取り組み、市に排出量実質ゼロの「ゼロカーボンシティ」実現に向け、再生可能エネルギー活用による二酸化炭素削減を提言するなど、社会問題に対して高い関心を示した。

 大桑さんはこれらの経験を通じ、「学校、学年の異なる人たちと議論を重ねる中で、他者の考え方を理解し、柔軟に受け入れられるようになった」と笑顔。5月下旬、市から認定証とバッジが授与された。今後も最上位の「シニアリーダー上級」を目指して活動を続ける。

 市青少年課によると、ジュニアリーダー初級から1年で4段階飛び級のシニアリーダー中級認定。記録が残る07年以降で、同中級認定は初といい、小6年の頃から大桑さんを知る同課の浦勇哉さんは「事業に参加するたび、成長していくのを感じた」と振り返る。

 秋田県で再生可能エネルギーについて学ぶ24年度のこども研修(27日~30日)にも参加予定で、来年度以降も「今までの経験を生かして、高校生スタッフとして、事業に関わりたい」と意気込む。

     ◇

 大桑さんは23年度から地元の一区町内会で、青年部副部長に就任。同部が担当する祭りやラジオ体操などのほか、役員として敬老会、新年会などの企画、運営などにも携わっている。

 父親で、同町内会環境防災部長の大桑勝実さん(59)は「学業や部活動で多忙の中、町内会の会議にも積極的に出席し、斬新な提案をしてくれる」と目を細める。

 吉田利昭会長(81)は「前向きに活動に参加してくれ、日々成長している。これからも経験を積んでほしい」と期待を込めた。

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