苫小牧市の市民グループ、苫小牧縄文会(矢野嘉一会長)はこのほど、市静川の国指定史跡「静川遺跡」の周辺環境整備にボランティアで取り組んだ。毎夏恒例の活動で、矢野会長は「会員や市民が遺跡に関心を持つようになるきっかけになれば」と今後も継続する考え。
静川遺跡は、縄文時代では珍しい環濠(かんごう)と集落が発見された遺跡で、1987年に国の指定史跡となった。現地は埋め戻され、実物を見ることはできないが、説明看板を設置して同遺跡の重要性を紹介している。
環境整備は、発掘調査に携わった元市美術博物館の学芸員を招いて、歴史を学ぶ機会にもなっている。今年は6日に実施し、会員12人が手分けして鎌や草刈り機で雑草を刈り取った。周辺を囲む柵の古くなったロープなども交換した。
















