起源は苫小牧? 宮沢賢治が有名になった理由考察 企画展から人気高まる ハマ遊の友

起源は苫小牧? 宮沢賢治が有名になった理由考察 企画展から人気高まる ハマ遊の友
斉藤さんらの功績を語る丸山さん

 2022年に閉館した苫小牧市王子町の「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」の元館長丸山伸也さん(72)=白老町=は23日、賢治が著名な詩人になった理由について考察する会を市住吉町のコミュニティーサロン「ハマ遊の友」で開いた。市内外から9人が参加し、丸山さん自身が考える理由に関する講話に聞き入った。

 丸山さんは、5月で賢治の来苫から100年を迎え、有名になった経緯やその起源が苫小牧とされる理由を原点に戻って考えようと同会を企画した。

 賢治が有名になった理由の一つに、むかわ町の詩人で賢治研究の第一人者、故斉藤征義さんの功績を挙げて説明した。斉藤さんは1975年に千歳市の商社で勤務していた際、賢治の出身地、岩手県の物品を扱う業者に「物産販売と賢治展を合わせて催事を開けばもうかるのでは」と助言され、苫小牧を皮切りに道内7カ所で賢治展を企画、実施した。賢治展はその後、東京や大阪などでも開かれ、人気が高まったという。

 丸山さんは「苫小牧から始まった賢治展のおかげで認知度が広まり、日本を代表する詩人になった」と述べた。

 参加した斉藤征義さんの妻啓子さん(81)=千歳市=は「旦那のほか、多くの人の活動で賢治が有名になったと再認識できた」と話していた。

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