苫小牧保健所は25日、全国で流行している「手足口病」の警報を発令した。管内(東胆振1市4町)の定点当たり患者数は15~21日の1週間、9・8人で基準値の5人を上回った。2022年以来約2年ぶりの発令で、同保健所は「手洗いの徹底を」と感染対策を呼び掛けている。
管内では20年、21年と新型コロナウイルス流行に伴う感染症対策の徹底や人流抑制で、手足口病も広がらなかった。しかし、行動制限がなくなった22年に感染者数が増え、8月21日~10月2日に警報を発令。23年は平年並みの流行だった。
保健所は「保育施設などで乳幼児の感染が多いが、大人も感染する。家庭内で広がらないようにすることが大事」とし、「せきやくしゃみ、水疱(すいほう)のかさぶた、排せつ物などから感染することもある。おむつの処理などに注意して」と呼び掛けている。
手足口病は主に夏に流行するウイルス感染症で、手足や口の中に水疱性の発疹が出る。例年は患者の約9割が5歳以下の乳幼児。同保健所は定点医療機関(管内小児科5カ所)で感染状況を把握している。















