苫小牧市を拠点に活動する地元出身のシンガー・ソングライター舜将―SHUNSUKE―(しゅんすけ)さん(31)は8日午後1時から、苫小牧市役所11階の市議会本会議場でライブを行う。不登校状態が続いていたり、学校生活に悩みを抱えていたりする小中学生とその保護者に参加対象を限定した初の試み。夏休み期間中の思い出づくりと同時に、生の音楽に触れる経験を提供したい考えだ。
イベント名は「JOIN US(ジョインアス)」。どんな未来も描いていくのは自分次第―というメッセージを込め、2022年に発表した「1℃」をはじめとする自身のオリジナル曲を披露する。
希望者にはマイクの前に立ち、ミュージシャンが見ている風景を体感してもらうといった体験型のイベントを想定している。
舜将さんは今年4月、現代を生きる子どもたちへの応援ソング「RISE(ライズ)」を発表。同曲の制作過程で、社会福祉や子どもの育ちについて関心を寄せるようになったという。
市内でも不登校の小中学生が過去最多を更新し続けている点に着目。「学校に行くことがつらいと感じている子どもたちのために何かできないか」と、イベントを企画した。
舜将さんは「多様な社会といっても、子どもたちが出会う大人はごく一部」と指摘。「ミュージシャンとして活動する姿を子どもたちに見てもらうことで、多様な生き方について考えてもらえれば」と話す。
11月に実行委主催で計画されている、より幅広い視点から社会福祉について考えるイベントの計画にも携わっており、舜将さんは「子どもたち一人ひとりの中にある『やってみたい』という気持ちを後押しできるような取り組みを続けたい」と意気込む。
議場でのライブイベントは入場無料。希望者は直接会場へ。
















