内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)の7月懇談会が7月31日、市内のホテルで開かれた。NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサーの堅達京子氏が「カーボンニュートラルの実現に向けて~GX(グリーントランスフォーメーション)への取り組みと課題~」と題し講演した。
堅達氏は「このままでは世界の平均気温の上昇を1・5度に抑える(パリ協定の)目標値を超える。もはや『世界の問題』ではなく『あなたの危機』。暮らしや行動を本気で変える必要がある」と訴えた。
さらに「今後2000年の間に世界の海水面は約2~3メートル上昇し、札幌も苫小牧も水没の大ピンチ」と指摘し、「今後10年の対策が重要で、今がラストチャンス」と警告。節電や声を上げることなど個人が取り組める行動を示すとともに、未来に向けイノベーションや突破口となるブレークスルーを起こせる人材教育の必要性を説いた。
堅達氏は1965年、福井県出身。早稲田大学、ソルボンヌ大学留学を経て88年NHK入局。気候変動やSDGsをテーマに多くの番組製作を手掛ける。
















