苫小牧市内で10、11の両日、町内会の夏祭りが相次いで行われた。地域住民が多彩な行事や露店を楽しみ、交流を深めた。一部を紹介する。
新明町町内会
新明町町内会(小林憲章会長)は10、11日、同町のはんのき公園で町内会祭りと盆踊りを行った。
10日の町内会祭りは、じゃんけんゲームや三味線などのライブ、ビンゴゲームなどを実施。11日は仮装盆踊りも取り入れ、住民が夏のひとときを満喫した。
両日、行われた盆踊りの太鼓は地元の小中学生がたたくのが慣例。事前に町総合福祉会館で先輩らの手ほどきを受け、本番に臨んだ。美園小4年生大場美羽さん(9)は「踊っている人に喜んでもらえた。来年もたたきたい」と笑顔を見せた。
小林会長は「昔ながらの行事を大切にしていきたい」と話した。
西町親交会青葉区会
西町親交会青葉区会(工藤幸子区会長)は10日、青葉大成集会所(市青葉町)で夏祭りを行い、地域住民が手作りの縁日などを楽しんだ。
集会所で射的やお菓子すくい、パットゴルフなど多彩なアトラクションを展開。駐車場ではかき氷やフランクフルトなどを販売し、にぎわいを見せた。
母、姉と訪れた大成小学校6年生の秋山歩夢くん(12)は「射的は3回チャレンジし、倒した景品の中から一番欲しい物を選べたのでとてもよかった」と笑顔を見せた。
工藤区会長は「大人も子どもも楽しめる行事として来年以降も続けていきたい」と述べた。
明野柳町内会
明野柳町内会(鈴木俊文会長)は11日、明野新町のあけの公園で夏まつり「サマーフェスティバル」を行った。的当てやビンゴ大会などのアトラクションを満喫した。
今年で32回目を数える恒例行事で会場には焼き鳥やかき氷、綿あめ、ヨーヨー釣りなどの露店がずらりと並び、終始にぎやか。ステージでは和太鼓演奏やダンスパフォーマンスも繰り広げられた。
2人の子どもと参加した拓勇東町の内山真紀さん(37)は「明野新町の実家に遊びに来ていたので足を伸ばしてみた。いろいろ楽しめていいですね」と話していた。
明野中学校の生徒有志もゲームの進行や会場設営などで活躍。同校3年の大屋乃愛さん(14)は「小さい頃から祭りに参加しており中学生の働きを見ていた。今度は自分がボランティアとして日頃できない体験ができ、いい思い出になった」と喜んでいた。
船見町港北町内会
船見町港北町内会(吉野一敬会長)は11日、船見町港北総合福祉会館前で夏祭りを行った。
住民らは、焼き鳥やフランクフルト、枝豆、ビールなどを手におしゃべりに花を咲かせた。子どもたちも綿あめやくじ引き、スーパーボールすくいなどの縁日コーナーを満喫。こども盆踊りや苫小牧おどりなども繰り広げられ、笑顔の輪が広がった。
3人の子どもを連れて訪れた船見町の藤田海伶さん(28)は「大勢の人が集まる祭りは子どもたちを連れて行くのが大変だけど、地元の祭りはゆったりと過ごせる」と笑顔だった。
吉野会長は「会員の高齢化が進んでいるが夏の思い出をつくってもらうためにも、祭りを続けたい」と語った。
樽前町内会
樽前町内会(水口裕司会長)は10日、樽前交流センター前で町内盆踊りを行った。アイデアを凝らした衣装の参加者らを表彰する仮装盆踊りもあり、盛り上がりを見せた。
地域住民や樽前小の児童、卒業生ら約100人が参加。「苫小牧おどり」の曲が流れると、アニメキャラクターのコスプレや犬などの格好をした参加者が音楽に合わせやぐらを周回。蒸し暑い中でも、「そーれ」などと声を張り、会場を盛り上げた。
ニンジンの仮装で大賞を受賞した同校卒業生の鴻野桃子さん(25)は「当日昼から、5時間かけて製作した。いとこと一緒に仮装して踊ったのは中学生の時以来で懐かしかった」とうれしそうだった。

























