自主防災組織の運営手順は 噴火を想定した防災訓練 澄川町町内会

自主防災組織の運営手順は 噴火を想定した防災訓練 澄川町町内会
木の棒と毛布で作った担架でけが人を運ぶ参加者

 苫小牧市の澄川町町内会(田中陵夫会長)は5日、町内の公園や町総合福祉会館などを使って防災訓練を行った。田中会長を本部長とする自主防災組織の運営を重視した避難訓練を取り入れ、住民ら約130人が参加した。

 樽前山が噴火した想定で午前9時半、防災行政無線の屋外スピーカーで訓練開始をアナウンス。自主防災組織のメンバーが手分けして広報車を走らせるとともに、澄川公園で待機し、次々と避難してくる住民の名前を確認した。「歩いてくるのは大変だわ」と息を切らす高齢者や、家族と一緒に足を運んだ耳が不自由な要支援者など、それぞれに訓練の重要性を実感した。

 その後、市消防団錦岡分団員が、物干しざおと毛布や服などを使った簡易な担架の作り方や消火器の使い方を実演。市危機管理室の職員は段ボールベッドや簡易トイレの組み立て方を教え、住民も一緒に体験しながら学んだ。

 田中会長は約1カ月前から訓練の準備をしてきたといい、「自分の役割は何かを確認するいい機会になった。万が一に対応できるよう、日ごろから心の準備もしていきたい」と力を込めた。

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