市選管 準備急ピッチ 投開票所や人員確保に奔走 衆院選

市選管 準備急ピッチ 投開票所や人員確保に奔走 衆院選
ポスター掲示板を設置する作業員

 15日公示、27日投開票の衆院選に向けて、苫小牧市選挙管理委員会が急ピッチで準備を進めている。首相就任から投開票まで戦後最短となる中、投開票所や人員の確保、周知活動などに奔走し、何とかめどが立ちつつある。市内ではポスター掲示板の設置作業も進み、有権者に選挙間近を告げている。

 市選管は、期日前投票を市役所やイオンモール苫小牧など計6カ所、投開票日の27日に投票所を各小中学校やコミセンなど40カ所、開票所を市総合体育館に開設する。

 このうち当日投票所に予定していた沼ノ端コミュニティセンターがイベント開催と重なり、沼ノ端児童体育館に変更する。選挙日程が急転直下で決まったため、投票所変更を余儀なくされたが、市選管は「代わりの場所が見つかってほっとしている」と安堵する。

 また、期日前投票所となる豊川コミュニティセンターでも19、20の両日、同様にイベントがあるが「区間を分けて予定通り実施する」と会場設営を工夫して対応することに。「来場者もイベントの流れで投票してくれたら」と期待を寄せる。

 開票所となる市総合体育館は27日、市民文化祭の展示発表を予定しているが、終了時間を当初の午後4時から、同2時に変更することが決まった。市選管は「午後9時から始まる開票作業に余裕を持たせるため、実行委員会に協力していただいた」と感謝し、「手際よく作業したい」と話す。

 一方、期日前投票や当日投票に立ち会う投票立会人は、定員200人に対して応募は約180人にとどまった。希望する場所や時間帯が集中しているケースもあり、不足分は本人の希望を尊重しつつシフトを調整して対応するが、市職員で補うこともありそう。選挙事務を担う会計年度任用職員は定員70人を確保した。

 投票所入場券9万7289人分は、10日に郵便局へ引き渡したが、土・日曜、祝日は配送されず、全世帯への配達終了は17日の見通し。期日前投票が始まる16日までに、入場券が届かない有権者も一定数出る予定だ。市選管は「期日前が始まるまでに、全員に届かず申し訳ない」と陳謝しつつ、「入場券がなくても運転免許証やマイナンバーカードなどで本人確認できれば投票できる」と呼び掛ける。

 ポスター掲示板は14日までに、市内252カ所に設置される。7日に3事業者と契約し、8日から候補6人分の区画、縦0・9メートル、横1・8メートルサイズの掲示板を市内各所に設けている。市選管の小松靖孝委員長は「急な選挙になったが、これまでの経験を生かし、柔軟に準備を進めている」と強調する。

 その上で「選挙は政治に参加できる貴重な機会。私たちの暮らしにも直結する。一人でも多く投票所に足を運んでほしい」と話す。公示後の19日にイオンモール苫小牧とMEGAドン・キホーテ苫小牧店で啓発活動も予定している。

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