札幌駅再開発ビル 規模見直し検討 綿貫社長「年度内にまとめる」 JR北海道

札幌駅再開発ビル 規模見直し検討 綿貫社長「年度内にまとめる」 JR北海道
札幌駅再開発ビルの規模見直しを検討していることを明らかにした綿貫社長=16日午後、JR北海道本社

 JR北海道の綿貫泰之社長は16日の定例記者会見で、札幌駅南口に整備する再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)の規模の縮小を含めた見直しを検討していることを明らかにし、「現在進めている計画の見直しについては、今年度内にまとめることを目指している」との姿勢を示した。

 再開発ビルはJRや札幌市などでつくる再開発組合が整備する。当初計画の規模は地上43階、地下4階、高さ245メートルで、隣接するJRタワー(約173メートル)を抜き道内では最も高いビルとなる。延べ床面積は約38万6700平方メートル。高級ホテルや商業施設が入ることを想定している。

 だが、資材高騰などで工事費が1000億円以上増えて3000億円台半ばになる見通しとなり、圧縮を図るため、計画の見直しを検討している。

 綿貫社長は見直しの内容について「まだ何も決まっていないというのが現状」とし、「規模縮小を含めていろいろ検討しなければいけない」と説明。「規模を縮小したらその分、収入も減るというデメリットがある。そうしたところも慎重に検討していかなければならない」と述べた。遅くとも2030年度末としている開業時期については「現時点では変えるつもりはない」と強調した。

 この他、野幌駅にも近い江別市野幌松並町の鉄道林跡地で、総区画数93区画の分譲宅地販売を同日から開始したと発表した。「サンフォレイル野幌」の名称で、同社では最大規模の宅地販売事業。大手ハウスメーカーのミサワホーム北海道など複数のハウスメーカーと連携し、販売する。

 総面積は2・8ヘクタールで工期は2024年10月~26年10月の予定。綿貫社長は「約200平方メートル(1区画、約60坪)のゆとりある宅地を平均価格900万円台で販売する」と説明。「子育て世代に配慮した約1000平方メートルの大型街区公園も整備する」と語った。

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