苫小牧西小学校(大塚志保校長)は11日、道内での数々のオペラ公演に出演してきた相澤清さん(80)=岩見沢市=を招き、ミニコンサートと合唱指導会を体育館などで開いた。全校児童が、発声方法や歌い方の指導を受けた。
相澤さんは岩見沢緑陵高校で教員と吹奏楽部の顧問を務めながら、オペラ・声楽家団体、北海道二期会の公演に数多く出演し、オペラの普及に貢献した。苫西小には教員に教え子がいて、歌の指導方法などを学びたいと希望されて来校した。
ミニコンサートでは、相澤さんが「いのちの歌」「フニクリ・フニクラ」を披露した。児童は力強く響く歌声に「肺活量がやばい」「体に振動が伝わってくる」と驚きの表情を浮かべた。
合唱指導は学芸会などに向けて、全学年を対象に行った。基本となる「おなかから声を出す」を重視し、腹筋やおなかに拳を当て、バランスを崩さないで歌うトレーニングや声の出し方を伝授した。その後の合唱練習では音程などが改善され、児童たちは効果を肌で感じたよう。5年生の簗瀨夢菜さん(10)は「おなかを意識して歌ったら、少し上達した気がする。オペラもかっこよかった」と笑顔を見せた。
相澤さんは「声の高さがすぐにそろうなど、子どもたちは言われたことに納得して吸収したので、すぐに上達した」と今後のレベルアップに期待を寄せた。
















