「建て替えが望ましい」 施設老朽化で市に意見書 市公設地方卸売市場運営審

「建て替えが望ましい」 施設老朽化で市に意見書 市公設地方卸売市場運営審
意見書を提出する佐藤会長(左から3人目)

 苫小牧市公設地方卸売市場運営審議会(会長・佐藤郁子北洋大教授)は17日、老朽化が進んでいた同市場水産棟(汐見町)、青果棟(港町)について「建て替えが望ましい」と結論付けた意見書を提出した。

 水産棟は1966年、青果棟は71年にそれぞれ開設し、いずれも築50年以上と老朽化が進んでいた。市は2017年に建物の劣化度を調査した結果、33年度まで施設運用が可能と判断し、修繕しながら長寿命化を図ってきた。

 一方、国が出した卸売市場整備の方向性骨子で、生鮮食料品の衛生管理の高度化、物流機能の強化などが求められ、市場の機能強化が喫緊の課題。このため同審議会も昨年から、今後の市場経営などを議論し、先進地視察なども行った上で意見をまとめた。

 佐藤会長ら委員5人が、市役所で山本俊介副市長に意見書を手渡した。佐藤会長は、東胆振で食を安定流通させる拠点の同市場について「安全で安心な生鮮食料品の供給をさらに充実させるために必要な施設」として建て替えを求めた。

 山本副市長は「建て替え場所として利便性を考えると現行に近い方がいいが、津波の被害想定や財源など検討事項がある」と今後の検討課題であることを説明した上、「市民の方々に身近に感じてもらい、理解をいただくような市場づくりも大事」と話した。

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