出光興産(東京)主催の地域貢献コンサート「みらいを奏でる音楽会」が19日、苫小牧市民会館で開かれた。市民ら約900人を無料招待し、若手実力派の音楽家たちが演奏した他、指揮者体験など参加型プログラムも繰り広げた。
同社は2006年から拠点がある地域で、文化貢献や感謝の気持ちを込めてコンサートを開催。17年以降は若手音楽家の発表機会の創出や、子どもへの体験提供などを中心にした同音楽会を催している。苫小牧では北海道製油所が真砂町にある縁で、毎年恒例の行事となっている。
今回は国内外で活躍する実力派アーティストが20年に結成した「タクティカートオーケストラ」などが出演。「G線上のアリア」や「ディズニー・メドレー」など、クラシックを中心にさまざまなジャンルの曲を、バイオリンやチェロ、ピアノ、トロンボーンなどの美しい音色で披露した。
「ハンガリー舞曲第5番」の演奏では、会場から選ばれた3人が指揮者を体験。指揮者の米田覚士さん(28)が「2拍子なので『し』を書くように。最後はじゃん、じゃん、じゃんと格好良く決めて」などとアドバイスを送ると、3人はそれぞれ伸び伸びと指揮棒を振るった。
リズム感ある舞曲が、指揮に合わせてテンポが速くなったり、遅くなったり。苫小牧清水小3年の中村楓蘭さん(8)はプロオーケストラを見事に指揮し「緊張したけど楽しかった。5歳ぐらいからピアノをしていて、指揮者もやってみたかった」と喜んでいた。
















