苫小牧市内で今月に入り、消防職員をかたる不審電話が相次いでいる。市が25日時点で把握している分だけで4件。市は特殊詐欺の予兆電話とみて、ホームページで事例を紹介するなどし市民に注意喚起している。
市消防本部によると、不審電話は、消防職員を名乗る男が「地震が起きたときどこに避難しますか?」「病気にかかったときはどのようにしていますか?」「防災についての冊子を配っているので世帯の人数を教えてください」などと個人情報を聞き出す内容。いずれも高齢者宅の固定電話にかかってきた。
不審に思った市民が市消防本部に情報を寄せ、被害はなかったが、後日還付金返還などを名目に、現金をだまし取ろうとした可能性もあるという。同本部は「消防本部が電話で個人情報を問い合わせることはない」と注意を呼び掛ける。
市市民生活課の池渕雅宏主査は「全国的に特殊詐欺被害が増えており、若い世代も人ごとではない」と指摘。「行政機関を名乗る人物から不審な電話があったら電話を切り、その機関に連絡してほしい」と訴える。
問い合わせは警察相談専用電話#9110または市防犯協会 電話0144(32)6287。
















