市民にオーケストラ演奏に親しんでもらう札響親子しおさいコンサートが8月31日、苫小牧市民会館で開かれた。道内唯一のプロ・オーケストラ札幌交響楽団70人がキハラ良尚さんの指揮で、美しいハーモニーを披露した。
市と市教育委員会、苫小牧民報社、北海道新聞苫小牧支社の主催。約950人が来場した。
コンサートは、市公式キャラクターのとまチョップの歌「みんなのとまチョップ」で開幕。タキシード姿のとまチョップの登場に大盛り上がりで、客席からは手拍子も湧き起こった。
シュトラウスの「ラデツキー行進曲」やモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などアンコールを含め6曲を演奏。会場で指揮者体験の希望者を募り、3人の小学生が指揮棒を振る場面もあった。
指揮者体験をした、苫小牧拓進小6年生の木内玲奈さん(11)は「大勢の人たちの前で緊張したけど、いい経験になった」と笑顔を見せた。
















