カルビー(東京)は23日、安平町産のジャガイモを使用した「ポテトチップス ザンギ味」を道内限定で発売する。胆振東部地震の被災地の復興を支援するのが狙い。発売を前に同社の伊藤秀二社長らが道庁の鈴木直道知事を表敬訪問し、新商品をアピールした。
同社では2017年度から、47都道府県の「地元ならではの味」のポテトチップスを全国各地で発売している。道内でもこれまで17年度に「山わさび味」、18年度に「塩辛じゃがバター味」などを販売し、好評を得ている。
今回の「ザンギ味」は、しょうゆやニンニク、ショウガの風味をきかせ、ジューシーで香ばしい鶏の空揚げの味わいが楽しめるポテトチップス。パッケージの表面に、安平町産ジャガイモ使用と明記。裏面では、ジャガイモの生産者の写真のほか、安平町も紹介。被災地の復興支援を強く打ち出している。
表敬訪問には、伊藤社長のほか、安平町の及川秀一郎町長も同行。伊藤社長が商品の概要を説明した後、及川町長は「震災の復興の後押しに感謝したい。安平町は元気だと発信したい」とあいさつ。鈴木知事は「ザンギは道内の幅広い世代に愛されている。新商品の発売をきっかけに、さらに北海道の食を全国、世界へPRしていきたい」と語った。
「ザンギ味」は、オープン価格(想定価格は税込み130円前後)。道内限定で発売され、カルビーアンテナショップ(西武所沢店など)でも販売。商品が無くなり次第、販売を終了する。
















