苫小牧錦岡小学校で3日、2020年3月末で閉校し、4月に同校に統合される苫小牧明徳小学校との交流会が開かれた。両校の3年生83人が参加し、体を動かしながら親睦を深めた。
両校の児童はこれまで、宿泊学習や遠足で交流してきた。今回は、明徳小児童が来春から通う校舎の雰囲気を知り、スムーズに学校生活になじめるよう交流の場を校内にした。
明徳小の児童たちが校内を見学後に交流会をスタート。両校の児童で6~7人のグループをつくり、風船、フラフープを使ったゲーム、○×クイズなどを楽しんだ。
お互いの名前や誕生日を教え合う児童たちもいて、明徳小の三小田暖さん(9)は「たくさんの人と仲良くなれて良かった」と笑顔。錦岡小の五十嵐知生君(9)は「来年の4月からは休み時間に遊ぶ時に明徳小の友達を積極的に誘いたい」と話していた。
両校は今後も児童のサポートを積極的に進める方針で、明徳小の毛利毅校長は「来春までに少しでも子どもたちの不安を解消したい」、錦岡小の髙城哲校長は「子ども同士の交流はもちろん、授業のやり方などの情報交換も教師間でしていきたい」と語った。
交流会は13日まで1~5年までの各学年で開き、3月には体験登校や合唱交流も予定している。
















