北海道開発局室蘭開発建設部や室蘭建設業協会などでつくる「日胆地区これからの建設技術者を育てる会」は5日までの3日間、苫小牧工業高校土木科の2年生9人のインターンシップ(就業体験)を受け入れた。生徒らは市内企業や施工現場で、点検や測量の作業を体験し、土木の仕事に理解を深めた。
育てる会は、技術者の高齢化や担い手不足の解消を目的に2016年に発足。企業と連携しながら、若手技術者の育成に取り組んでいる
初日は建設業界の役割や行政の仕事、航空測量について学び、2日目は日高自動車道の工事現場に出向き、施工管理、重機の操作、最新のICT(情報通信技術)施工を学んだ。
最終日は、苫東大橋の橋梁(きょうりょう)点検を体験。コンクリート製の橋脚に異常がないか金づちでたたいて確認し、ひび割れ箇所を見つけるとサイズを測りながらカメラで撮影した。
尾関柊さん(16)は「学校で勉強するだけでは得られないことを経験できた。進路選択の参考にしたい」と話した。
橋梁点検を指導した市内新開町の測量設計業、タナカコンサルタントの大西昌志部長は「少しでも建設業界に興味を持ち、地元企業に就職するきっかけになれば」と期待していた。
















