苫東高出身の映画監督澤則雄さん 相模原の施設殺傷事件テーマ「生きるのに理由はいるの?」 13日に上映会

苫東高出身の映画監督澤則雄さん 相模原の施設殺傷事件テーマ「生きるのに理由はいるの?」 13日に上映会
澤則雄さん

 苫小牧東高校出身の映画監督澤則雄さん(67)=東京都在住=が制作したドキュメンタリー映画「生きるのに理由はいるの?『津久井やまゆり園事件』が問いかけたものは…」が13日、苫小牧市文化交流センターで上映される。澤監督の友人、知人でつくる「共に生きる社会を考える会」が主催。多くの障害者が犠牲になった相模原障害者施設殺傷事件をテーマにした作品で、澤監督は「根の深い事件。ぜひ多くの市民に見て考えてもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 2016年7月26日、神奈川県相模原市の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」に元職員の男=当時(26)=が侵入し、所持していた刃物で入所者19人を刺殺、職員を含む26人に重軽傷を負わせた同事件。本作では犯人の学生時代や就職活動など半生を追い、犠牲者の家族の声なども収録している。障害者を殺害することに正義を見いだした犯人の心理、行動に迫る。

 澤監督は美唄市出身。苫小牧東高校卒業後、テレビ番組の制作会社に入り、ディレクター、プロデューサーとしてドキュメンタリー番組などを手掛けてきた。16年に定年退職後、個人で環境問題やカルト集団に関する映像作品を制作。本作は全国の社会福祉団体や大学などにより、各地で上映されてきた。

 澤さんは「障害の有無にかかわらず、そっと人に寄り添える社会の実現を願って制作した映画」と話す。

 当日は、同センター4階視聴覚室で午後6時半に上映開始。約50分の上映後、監督と座談会が予定されている。料金は500円。

 問い合わせは、共に生きる社会を考える会の石神さん 携帯電話090(8274)1809。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る