14日から認知症啓発事業ー苫小牧市

14日から認知症啓発事業ー苫小牧市
事業をPRする、認知症地域支援推進員の伊藤さん

 苫小牧市は14~29日、市立中央図書館で認知症の啓発事業「認知症フレンドリー図書館」を展開する。WHO(世界保健機関)などが推進する世界アルツハイマーデー(21日)に合わせた初めての取り組みで期間中、介護の現場で働く人が選んだ認知症に関する図書などを展示。16日には特別イベントとして、若年性認知症の家族を介護する市民による講演会や絵本の読み聞かせ、認知症の簡易チェックなどを行う。

 グループホームの施設長や作業療法士など高齢者と密接に関わる約10人が選んだ図書をはじめ、中央図書館がピックアップした蔵書など計約30冊を並べ、読書を通じて認知症への正しい理解、関心を高めてもらう。

 市内のグループホームなどで撮影した高齢者の笑顔の写真や認知症の人が手掛けた作品も展示。認知症当事者や家族、地域住民、支援者などが集まって交流する機会として、市が市内12カ所で展開している「ほっとカフェ」もパネルで紹介する。

 16日の特別イベントは若年性認知症の家族を介護する市民2人による講演会(午前10時~同11時半)、認知症サポーターによる絵本の読み聞かせ(午前10時半~同11時)、認知症簡易チェック(午前9時半~同11時半)を予定。正午から市サンガーデン併設のカフェ、サマルカンドで「出張ほっとカフェ」も行う。

 イベントを中心となって企画した、市東地域包括支援センター職員で、認知症地域支援推進員の伊藤靖代さん(46)は「本人や家族が認知症の初期症状に気付かず重症化してしまうケースが少なくない」とした上で「早期に適切な手立てを講じればできることがたくさんある」と強調。「『認知症になっても大丈夫』というメッセージを多くの人に届けたい」と話す。

 ほっとカフェ参加には、昼食代として800円が必要(13日までに申し込む)。その他の展示、イベントは無料。

 問い合わせ、ほっとカフェ申し込みは市介護福祉課 電話0144(32)6347。

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