やすり掛けで被災地支援を―。胆振総合振興局森林室や公益社団法人北海道森と緑の会など6団体は、胆振東部地震の被災地に寄贈しようと積み木遊びができる「木のブロック」を制作し、仕上げのやすり掛けで市民に協力を求めている。2400個あり、作業コーナーを市サンガーデンの事務所前に開設している。
木のブロックの寄贈は、被災地の子どもたちが地震による土砂崩れで山や木々に感じた負のイメージを払拭(ふっしょく)し、木のぬくもりに触れてもらおうという事業「東胆振たすけあい」の取り組み。完成品は、厚真、むかわ、安平の3町の児童センターや児童クラブ6カ所へ400個ずつ贈る。
ブロックは縦14センチ、横4センチで厚さ2センチほど。道路標識や信号を見づらくする市内の街路樹、過剰に生い茂った公園の木々を伐採し、保管していた木材を、厚真町の大浦木工所で加工して制作した。
やすり掛けは、子どもたちが遊ぶ際にけがをしないよう、各ブロックの角を布やすりを使って丸くする最終工程。市民から「被災地の力になりたいが、1人では何もできない」という声を聞いたことから、協力を広く呼び掛けることにした。
作業に参加した市内三光町の廣田陽音(はると)君(6)は「木の匂いが感じられて楽しかった」と笑顔を見せていた。
市サンガーデンでは16日まで、木育推進事業「木育ワールド苫小牧」が開かれており、同施設の職員は「イベントと併せて参加を」と話している。
















