新規就農者529人  4年連続600人下回る 道の18年実態調査

新規就農者529人  4年連続600人下回る 道の18年実態調査

 道は、2018年(1~12月)の新規就農者実態調査結果を公表した。道内の新規就農者数は529人で前年に比べ40人(7%)減少し、15年から4年連続で600人を下回った。振興局別では十勝が82人で最多となり、石狩は34人、胆振は16人、日高は27人だった。

 道内の新規就農者は10年に700人に上ったが、11~14年は600人台で推移。15年からは500人台が続いている。

 新規就農者の内訳では、農家出身者で他産業に勤めた後に就農した「Uターン就農者」が225人で全体の4割強を占めた。農家出身者で学校卒業後に直ちに家業を継ぐ「新規学卒就農者」が187人で3割半ば。自ら農地を取得するなどした「新規参入者」は117人で、2割強となっている。

 経営形態別では、畑作が161人で最多。以下、稲作と酪農(各117人)、野菜(95人)の順。「新規参入者」については、初期投資が少なく済むことから野菜による就農が近年増加傾向にあり、18年も62人でトップだった。

 振興局別の就農者は、前年に比べ15人減少したものの十勝が82人で最多。これに上川とオホーツク(各81人)、空知(76人)と続く。この4振興局で全体の約6割を占めた。

 就農者の年齢別では、「Uターン就農者」は30歳未満が5割弱を占めて40歳未満が全体の84・5%と、若い年齢層が中心。「新規参入者」は40歳未満が5割強で、近年は30歳未満が減る一方、40歳代が増加傾向にあるという。

 「新規参入者」117人の出身地別では、道内出身者が72人で全体の61・5%を占めてトップ。以下、関東(18人)、近畿と東北(各5人)の順。新規参入者の初期投資額は「500万円以下」(38人)が最も多くなっている。

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