不動産賃貸・仲介とマンション建設・管理のアセットプランニング(本社札幌市)が、恵庭市緑町2に市内初となる長期滞在型の無人ホテル「ピエス・エニワ」を建設している。開業は来年3月の予定で、市内でのホテル開業はえにわステーションホテル以来16年ぶり。札幌市と新千歳空港に近く、快速エアポートも停止するJR恵庭駅前という立地条件の良さから、同社は一定の需要を見込んでいる。
6月に着工した。総事業費は非公表だが、建設と運営は予定地の所有者戸田興産(千歳)から受託。ホテルは4階建ての鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は1044平方メートルとなる。客室は2~4階に全18室あり、ダブル6室、ツイン12室の内訳。全室キッチンや食器、洗濯機を完備している。
インターネットによる予約と、宿泊料金の事前決済が必要だが、チェックインはタブレット端末を利用し、従業員は常駐しない無人ホテルとなる。
宿泊料金は決定していないが、市内の他ホテルよりも安く設定し、長期滞在者をターゲットにする。同駅周辺にコインパーキングやコンビニエンスストアがある。ホテルの駐車場は5~6台と比較的少なく、朝食サービスも実施しない。
同社は今年6月にホテル第1号として、千歳市内に「ピエス・チトセ・エスワン」を開業しており「順調に稼働中」(担当者)。同8月には札幌市中央区で戸建て型の無人ホテルをオープンしており、10月にも同様のホテルを白石区に開業する計画。「ピエス・エニワ」と同時期に、千歳市内にもさらに無人ホテルを開設する予定で、ホテル関連事業を拡大中だ。
担当者は「調査の結果恵庭市内にホテルは少なく、観光客が通過する地域になっている」とし「北広島市には(日ハムの)ボールパークも建設予定で、札幌エリアであることなどから十分需要がある」と話している。
















