道南バス(本社・室蘭市)は10月からの消費税率の引き上げに伴い、苫小牧市内で運行する路線バスの一部区間と郊外路線の運賃を値上げする。路線バスは、初乗り運賃は変わらないが、270円以上の区間は一律10円アップ。郊外路線は片道で最大50円増額する区間もある。9月末までに購入した定期券や往復券、区間指定回数券は10月以降もそのまま利用できる。
同社によると、改定後の運賃は税率引き上げ分を基本に10円未満分を四捨五入して算定。それによると路線バスでは260円以下の区間は現行通りだが、270円以上の区間は一律で10円増額となる。
郊外路線では苫小牧駅前を起点に登別温泉までの片道運賃が20円増の1120円、日高までは同50円増の2520円、新千歳空港までは同10円増の630円、札幌までは同20円増の1330円となる。往復券と回数券も10月1日以降に連動して値上げするが、9月30日までの購入分は差額支払いが不要で、10月以降もそのまま使える。
この他、通学定期券と通勤定期券は割引率を据え置きながら、毎年4月1日~9月30日の期間限定で割安販売する「通学フリー定期券」(終日乗り放題)は2020年度から1カ月券が1000円増の9000円、3カ月券は2850円増の2万5650円に値上げする。また、65歳以上を対象にした「熟年定期券」は1カ月券が60円増の3060円、3カ月券は180円増の9180円となる。
同社の運賃値上げは、14年に5%から8%となった前回の消費税率アップ時以来約5年ぶりとなる。同社ホームページや各バス内、営業所などで運賃改定の案内を掲示し、値上げへの理解を求めている。
















