カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を進める苫小牧統合型リゾート推進協議会が主催する「HOKKAIDO WHITE IRフォーラム」が25日、苫小牧市内のホテルで開かれた。市民ら約200人が集まり、道に早期決断を求める声や地元住民の理解が必要など活発な意見が出た。
石森亮運営委員長は冒頭あいさつで、国が今月4日に特定複合観光施設区域整備法(IR整備法)の基本方針案を公表したことで、自治体間の誘致競争が「一段と本格化してきた」と強調。大阪府と大阪市、横浜市、和歌山県、長崎県の4カ所が誘致を表明する一方、道が判断を保留していることに「国内競争に負けてしまう」と危機感を募らせた。
来賓の岩倉博文苫小牧市長は、IR誘致の申請が都道府県と政令指定都市に限られているため、苫小牧市として市民にIRの基本概要を理解してもらう取り組みを進め、受け入れ態勢を整えていく考えを示した。
講演した石井兄弟社の石井至社長は、ラスベガスやドミニカ共和国のIRの特徴を示し、カジノだけではなくホテルや会議場などさまざまなリゾート施設で成り立っていると説明。「苫小牧や北海道らしさをIRにどう盛り込むか、地元のアイデアが求められる」とアドバイスした。
大手広告代理店の博報堂でIRなどの部門を担当する栗田朗氏は、少子高齢化と生産拠点の海外移転が進む日本の内需拡大策で「国際観光産業が唯一の方法」と主張。外国人観光客を増やす方策としてIRの重要性を強調した。
















