美苫みのり会 厚真で震災後初の稲刈り 12月に地酒で販売

美苫みのり会 厚真で震災後初の稲刈り 12月に地酒で販売
美苫に使用する彗星の稲穂を刈り取る参加者

 苫小牧酒販協同組合の美苫みのり会(平田幸彦部会長)は28日、厚真町富里の田んぼで苫小牧の地酒「美苫」に使う酒造好適米「彗星」の稲刈りを行った。会員や市民15人ほどが参加し、鎌を手に約1時間、汗を流しながら黄金色の稲穂を収穫した。

 美苫は苫小牧の水道水と厚真町のコメを原料に毎年、小樽市の田中酒造で醸造している。彗星は今年も同町の農家2戸が協力し、約2ヘクタールの水田に作付けした。

 稲刈りは、5月に田植えを行った同町富里の佐藤泰夫さん(64)の田んぼ(1・1ヘクタール)の約160平方メートルの区画で行われ、残る部分は佐藤さんが農業用機械で刈り取り、乾燥作業を行う。

 今年の美苫は、10月に苫小牧市高丘浄水場で取水し、11月に田中酒造で醸造。12月に市内や厚真町、小樽市の小売店など30店で約7000本を販売する計画という。

 佐藤さんは「地震で田んぼに高低ができたが、今年の生育は順調だった。落ち着いて刈ることができてうれしい」と語り、平田部会長も「地震後初めての稲刈りで思いのほか力が入った。田中酒造の見学やヌーボーパーティーなどを企画しているので、多くの人に美苫を味わってほしい」と話した。

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