安全な場所へルート確認 港管理組合、埠頭からの避難訓練

安全な場所へルート確認 港管理組合、埠頭からの避難訓練
津波からの避難訓練で車に乗り込む参加者

 苫小牧港管理組合は24日、苫小牧港西港区で津波被害を想定した訓練を実施した。同港区で荷役作業に従事する企業5社から13人が参加し、避難時にかかる時間を計測。作業を行う埠頭(ふとう)から安全な場所への避難手順を確認した。

 避難訓練は被災時のスムーズな避難や事前の避難ルートの検証を目的に今年2月に初めて行われ、今回が2回目。岩手県沖の日本海溝を震源に苫小牧市内では震度5強を観測し津波警報が発表されたという想定で、中央北埠頭と晴海埠頭で実施した。

 参加者は実際の荷役作業の状況に合わせ、各社が利用する両埠頭から車で避難。浸水エリア外にある各社の営業拠点まで、約1~3キロの距離を移動した。

 苫小牧港西港区の想定では、8・1メートルの津波第一波が地震から47分で到来すると予測されている。前回に引き続き参加して中央北埠頭から本社までの約3キロを6分15秒で移動した、苫小牧北倉港運の芳賀友晴現業所長(42)は「実際は作業をやっている中での避難になるので、10分くらいはプラスでかかるのでは。前回は歩きだったが(時期や天候も踏まえ)車での避難が良いと感じた」と話していた。

 同組合では今後も、場所や時間を変えて年に1回のペースで避難訓練を実施する。業務経営課の早坂洋樹課長補佐は「(津波発生時は)いかにスムーズに逃げられるかの初動が大事。今後は訓練の参加人数も拡大できれば」とする。

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