地域の情報 拠点テーマに 千歳で北海道ブックフェス

地域の情報 拠点テーマに 千歳で北海道ブックフェス
識者の話に耳を傾ける参加者

  道内各地で展開されている本にまつわるイベント「北海道ブックフェス」が9月29日、千歳市幸町の民間図書館、まちライブラリー@千歳タウンプラザで開かれた。トークイベントは「地域の情報拠点」をテーマに識者3人が書籍に関する情報や考え方を提供し、訪れた約30人が熱心に耳を傾けた。

 同図書館が主催。北海道ブックフェスは本の力でまちににぎわいを生もうと、2014年から道内各地で開かれており、同図書館は17年から参加している。今年はトークイベント、出版社や本にちなんだ活動などをしている人が情報を発信するスペシャルブースの2本立てで開いた。

 このうちトークイベントは同図書館の久重薫乃マネジャー、まちライブラリーの提唱者礒井純充さん、札幌市図書・情報館長の浅野隆夫さんの3人が「地域の情報拠点」をテーマに意見を出し合い、浅野さんは「100万人が訪れた新図書館のヒミツ」と題した講演も行った。

 浅野さんは昨年10月にオープンした同館が、札幌市の従来図書館とは異なる「おしゃべりOK」「飲食可能」「本は貸さない」などの特徴があると説明。「本を貸して3週間出たままになると、年間26人にしか貸せない」などと冗談を交えて紹介し、「情報提供などの課題解決型図書館」と胸を張った。

 本離れが指摘される昨今だが、「本は年間7万5000冊、1日200~300冊が出版されている。(本の)交通渋滞を起こしている」と述べた。

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