3カ月連続の改善 9月の道内企業景気DI全国平均も上回る 帝国データ札支店

3カ月連続の改善 9月の道内企業景気DI全国平均も上回る 帝国データ札支店

 帝国データバンク札幌支店が発表した9月の景気動向調査によると、道内企業の景気DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と回答した割合を差し引いた指標)は前月比0・2ポイント増の46・6となり、3カ月連続で改善し、今年に入って最も高い水準となった。全国平均DI(45・0)より1・6ポイント高く、こちらも3カ月連続で上回った。

 規模別の景気DIは、大企業が前月比0・4ポイント増の47・9と2カ月連続で改善。中小企業も0・2ポイント増の46・3となり、3カ月連続で改善。ただ、中小企業のうち、小規模企業は0・4ポイント減の49・1と3カ月ぶりに悪化した。大企業と中小企業の格差は1・6となり、前月から0・2ポイント拡大した。

 業界別の景気DIでは、「その他」を除く9業界のうち、運輸・倉庫、不動産、金融、農・林・水産、小売、卸売、建設の7業界が前月比で改善。特に不動産は3・2ポイント増の59・5と60に迫る水準で推移。建設も0・1ポイント増の54・1となり、4カ月連続で改善。建材や機械・器具卸の改善を背景に卸売も0・4ポイント増の44・1となり、5カ月連続で改善した。

 これに対し、製造とサービスの2業界は前月から悪化。サービスは0・5ポイント減の46・2と2カ月連続で悪化した。

 今後の景気見通しでは、3カ月後が45・2(前月46・4)、6カ月後が43・7(同43・4)、1年後が44・1(同43・5)となり、6カ月後と1年後で前月の先行き見通しを上回った。

 同支店では今後について「消費税増税の影響や韓国人観光客減少の影響など、見通しにくいとの声が複数寄せられている」と指摘している。

 調査は道内1120社を対象に9月13~30日に、インターネットで実施。483社から回答を得た(回答率43・1%)。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る