苫小牧市は15日、2020年度予算編成方針に関する職員向け説明会を市役所で開いた。岩倉博文市長が4期目のテーマに掲げる「笑顔あふれるふくしのまちづくり」などに向けた施策展開などを重視し、各部署の予算編成に係るマネジメント機能を一層強化する方針を示した。
説明会には、係長・課長職など約160人が出席。岩倉市長は、老朽化施設の更新や消費税増税に伴う歳入見通しの不透明感などを示し、「右肩下がりの時代に入り、戦略的な予算編成が問われる」と強調。市の仕事は「市民のためにある」と意識付けを促し、「知恵を絞り、次の世代のことも考えて予算をつくってほしい」と呼び掛けた。
20年度の基本方針は、将来世代の負担軽減と財政健全化、政策効果の向上を見据え、前例踏襲からの脱却を求めた。また、「ふくしのまちづくり」をはじめ、市の最上位計画に当たる総合計画で理想の都市像に掲げた人間環境都市を目指した各施策の着実な進展を基本とした。
今回から「政策マネジメント予算編成」と銘打ち、各部署が主な政策事業に係るマネジメント方針を作成。事業目的や効果、予算化の優先度などの根拠を示す手法を取り入れた。
予算案は12月下旬からの市長査定を経て、来年1月末までにまとめる方針。19年度当初予算の一般会計は799億5500万円で18年度比24億2800万円増(3・1%増)。企業・特別会計を含めた全会計は23億9700万円増(1・8%増)の1341億500万円となっている。
















