浦河の池田町長、JR日高線沿線7町会合で採決退席を示唆  「多数決なじまず」

浦河の池田町長、JR日高線沿線7町会合で採決退席を示唆  「多数決なじまず」

 浦河町の池田拓町長が17日、2015年1月から不通が続くJR日高線鵡川―様似間(116キロ)への対応で、今後の方向性を決める次回11月12日開催の沿線7町長会合について「多数決はなじまない」とし、採決前に退席する可能性を示唆したことが分かった。同日開かれた町議会全員協議会で述べた。

 池田町長は9月の会合で、日高町村会の坂下一幸会長(様似町長)から「次回、浦河町が採決を退席するなら協議から離脱してもらう」という趣旨の発言があったとし、「真意を確認して採決に参加するか、退席するかを検討する」と述べた。

 JR日高線の不通については「災害復旧なのでJRや地元に負担を求めるのではなく、国土保全の観点から国が責任を持って対応すべき」と主張。観光客誘致の可能性もあるとし「全線復旧の主張は変わらない」と話した。

 同町議会事務局によると、池田町長の発言に対し、町議から「採決に参加して意見をきちんと言うべき」などの発言があり、日高線の存廃は意見が分かれたという。

 JR日高線は不通後、7町や道、JR北海道が協議を続けているが、議論は平行線のまま。現在は▽全線復旧▽鵡川―日高門別間の復旧、残り区間をバス転換▽全線バス転換―の3案が挙がっており、次回会合では多数決を視野に方向性を決める方針だ。

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