苫小牧市は19、20の両日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の市民理解度を探る調査について、一部を報道関係者に公開した。道が進めるグループインタビュー方式を参考に今月15日から6日間行った。全体で約50人が参加し、理解を深めた人がいる一方、市民意見を丁寧に聴く必要性を訴える声もあった。市は今後も継続的に理解浸透に向けて活動する考えだ。
調査は無作為抽出で案内文が送付された20歳以上の市民2500人が対象。報道関係者に公開された19日は6人、20日は7人が参加した。職員はIRを含む国際リゾート構想の内容や誘致を目指す理由などを説明。ギャンブル依存症の懸念や雇用、インフラ整備などメリットとデメリットを分かりやすく解説した。
その後、担当者と参加者はグループに分かれて1時間ほど非公開で意見交換し、IRに対する期待や懸念を尋ねるアンケートも行った。
終了後の聴き取り取材では、参加者の受け止め方は「IRはカジノだけだと思っていたが、いろんな施設があることを知り、印象が変わった」「説明を聞いたけど誘致反対の思いは変わらなかった」などさまざま。これまで以上に市民から丁寧に意見を聞く必要性を挙げる人もいた。
市は今回の調査結果の分析を急ぐとともに、市民理解を深める取り組みを「今後も続けていく」としている。
















